カッティングボードのお手入れ


カッティングボードのお手入れについてまとめました。

ここではオイル塗装についてのみ解説してあります。ウレタン塗装(表面がプラスチックのようにツルツルした物)は対象外です。

1.定期的なメンテナンスについて

使用頻度にもよりますが、1~2週間に一度ぐらいオイルを塗ってください。表面がカサカサしているかどうかが目安になります。

塗るオイルですが、亜麻仁油かクルミ油がオススメです。これらは乾性油で、乾燥した後に触ってもベタつきません。オリーブオイルでも大丈夫ですが、乾きづらいのであまりオススメできません。もしオリーブオイルを使うなら、かなり薄く塗れば何とか代用できます。少し価格は上がりますが、カトラリー専用のオイルを使えればベストです。ブッチャーブロックコンディショナーというオイルが有名で、私も使用しています。ただ、これは1本で2500円ぐらいしているので、頻繁に塗るのでなければ買うのを躊躇する価格かもしれません。

塗り方は、布やキッチンペーパーに染み込ませてから薄く伸ばしていきます。20分ほど放置してから、別の布できれいに拭き取ります。 乾燥時間ですが、気温20℃ぐらいなら24時間、それ以下だと48時間ぐらい乾燥させれば使用可能となります。 この時間はあくまでも目安であって、塗る量によっても変わってきます。私はかなり薄く塗るので、冬場でも24時間以内には使用を再開します。夏場だと夕飯後に塗ったとしたら、朝には使用を再開します。そもそも亜麻仁油やクルミ油は食品ですから、そこまで厳密に乾燥時間を確保しなくてもよいのではと思います。個人的にはベタつかなければOKぐらいの感覚です。

この時使用した布は、必ず水で濡らしてビニール袋に入れて密封してから廃棄してください。発火する恐れがあります。


2.傷がついた時の対処法

カッティングボードでパンを切ったりすると、当然のことながら傷が増えていきます。一週間に2~3日以上パンを切るとすれば、1年間では相当な傷になると思います。

傷を消す方法は主に2つあります。

1つはサンディングペーパーを使用する方法。これが最も簡易かと思われます。やり方は、木片かサンディングブロックにサンディングペーパーをつけて、木目の向きに合わせて削っていきます。

ペーパーは「空研ぎ」を使用してください。1枚70円ぐらいしますが、これ以外のペーパーだとうまく削れません。 ペーパーの種類は、傷の深さにもよりますが、だいたい#120から初めて180、240、320、400の順にかけていきます。その後にきれいな布で汚れを拭き取って、定期的なメンテナンス同様、オイルを塗って終了です。この時使用した布も、必ず水で濡らしてビニール袋に入れて密封された状態で廃棄してください。

もう1つの方法は、鉋がけです。鉋をかけた後に水に布をよく絞って、全体をまんべんなく拭きます。表面が乾いたらサンディングペーパーの#320か#400で研磨して、汚れを拭き取り、オイルを塗ります。ただ、鉋を使える人はそう多くないと思いますので、あまり現実的ではないかもしれません。下の写真は1年間ほど使用した物を鉋で仕上げた例です。縁の傷が深かったので、厚みを残すために敢えてすべての傷は消しませんでした。

あるいは、まな板けずりのお店に依頼するという方法もあります。費用が気になるところですが、もしかしたらサンディングペーパーで頑張るよりも逆に節約になるかもしれません。



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